「システムエラー、ヒューマンエラー」

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現場のマネージメントをする上で、一番重要で、参考にしていた事が、システムエラーについてです。

結論から言いますと、ほとんど場合、ヒューマンエラーではなく、システムエラーなんです!

問題は、常に起きます!必ず起きます!そこで、よくあるのが、起きた時の責任追及です。これは、正直何の問題解決にもなりません。

逆に、問題点がブレブレで、見失ってしまう事だってあります。解決に時間がかかり、どんどん遠ざかるだけです。

なので、責任追及ではなく、何が問題か、なぜ起こったのかなど、問題に焦点を当てて考えるのが先です。

参考にした例で言うと、A君がテーブルの上に財布を置き忘れました、次に部屋にやって来たB君がその財布を盗んでしまいました。この場合罪はどこにある?

テーブルの上におき忘れた財布がある、財布を置けるテーブルがあるという状況に罪がある。そこにおき忘れた財布さえなければ、B君が財布を盗む事はなかった。つまり、ヒューマン(B君)エラーではなく、B君に財布を盗ませたシステム(状況)エラーである。

ですので、従業員(スタッフ)がミスをした時は、従業員(スタッフ)を責めるのではなく、ミスをさせてしまったシステムを改善しろ。この考え方が問題解決の近道になりました。

ちなみに、うっかり財布を置き忘れたA君のエラーでもなく、財布をうっかり忘れられるような空間に問題がある。つまりシステムエラーなんです。

この時に、リーダーが考える事は、どうすれば財布を置き忘れることが出来ない部屋になるだろう。と言う事です。チームを作る上で基礎となるマインドでした。

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